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2005/07/01

ファルージャへの注目

 
検問と夜間外出禁止令。2004年4月と11月の米軍による侵攻と虐殺・破壊後、町全体が人質にとられているファルージャの状況。

ファルージャへの注目
クリスチャン平和構築チーム
2005年6月30日
Electronic Iraq 原文

クリスチャン平和構築チームによる2005年6月20日イラク状況の評価。

検問所:チームの車は午前10時13分に検問所についた。55分後、検問所を通過した。二列になっていて、各列に米軍兵士一人がついていた。一つの列はトラックのもの、もう一つは車のものだった。CPTの車がそこについたときには、どちらの列の米兵にも通訳はいなかった。第二の検問所で、米軍兵士たちには、一人のイラク人補佐がついていただけだった。

ある店員の話:チームは、食料品店の店長たちにインタビューした。彼らは、大きな心配事は、売るための製品を手に入れるのが困難なことだと述べた。ファルージャ住民以外はファルージャ市に入れないため、兄弟たちがバグダードに行って製品を買い付けなくてはならない。検問所に午後7時に着くならば、引き戻して夜を別の場所で過ごさなくてはならない。というのも、通常、検問所を通過するためには3時間かかり、ファルージャでは10時から外出禁止となるからである。

顧客の話:食料品店の店長たちとチームが話をしているあいだに、たくさんの人が入ってきて、自分たちが直面している深く傷つく生活環境について話をした。人々は、イラク国家警備隊(ING)兵士は日常的に侮辱的な言葉を吐き、しばしば肉体的にも人々を虐待すると述べた。多くの商店主たちの経済状況は暗澹たるものだとも語った。ファルージャ住民以外はファルージャ市に入れないため、以前の多くの顧客が別の場所に行く。たとえば、その結果、地域の大きな自動車修理店が一店、そのために閉鎖したと行った。さらにING部隊への攻撃があったあとの日々に、INGのパトロールと車列は、進行先を空けさせるために空に向けて発砲するだけでなく、しばしば、進路から他の車を追い出すために車に向けても発砲したと彼らは語った。

インフラ:公共労働省のある職員は、30万人の住民からなる都市に、現在、可動可能なゴミ集めトラックが10台しかないと述べた。最大のごみ捨て場は市の北部にある。しばしば、米軍やINGが、そこへの唯一の道を封鎖する。市は3カ所代替のごみ捨て場を設置したが、地元住民は、ごみ捨て場が封鎖されているとゴミと廃棄物を路肩に捨てる。チームはまた、昨年11月の米軍攻撃の矛先となった市の南部ではいまも電力も水もないと知った。市の残りの地域では、一日6時間から8時間、電力が供給される。

病院の報告:ファルージャ病院のある職員は、この5日間に、INGに対してゲリラによる大きな爆弾攻撃が二度あったと述べた。最初の攻撃では民間人2名が殺され60人が負傷した。第二の攻撃では6人の民間人が死亡し、10人が怪我をした。この職員は、病院では、過去1カ月に、腸チフス、サルモネラ、マラリアの症例が見られると述べ、それは市の劣悪な衛生状況と浄水事情によるものだと言う。大きな問題は、外出禁止時間帯(夜10時から朝6時)の緊急処置である。救急車が必要な人は救急処置施設(病院以外に市に二カ所ある)を呼び出す。次いで救急処置施設は軍のエスコートを求め、それが来るまで患者のところに行くのを待たねばならない。この大気のために、より迅速に対処していたならば助かっただろう複数の人命が失われている。

クリスチャン平和構築チームは全教会が参加する暴力削減プログラムで、歴史的な平和教会を起源とする。訓練を受けたチームのワーカが世界中の紛争地域に住んでいる。CPTは2002年10月以来イラクにいる。CPTについてのさらなる情報はhttp://www.cpt.orgを参照。CPTプロジェクトの写真はhttp://www.cpt.org/gallery


投稿者:益岡