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2005/11/23

国連人権高等弁務官がイラク収容所の状況調査を求める

 
米軍兵士たちの退屈しのぎに拷問を受け侮辱を受けるイラク人捕虜たち。米軍の訓練を受け即席で作られた「イラク軍」による拷問。

国連人権高等弁務官がイラク収容所の状況調査を求める
UNHCR
2005年11月18日

国連人権高等弁務官(UNHCR)は本日、イラクにおける収容所の状況に対して国際的な調査が必要であると発表した。最近、イラク内務省の建物で捕虜たちが拷問されたらしいことが発見されたことから、イラクにおける収容所の体制に問題が蔓延しているとUNHCRは述べている。

「収容所の状況に関する調査を発表することで、イラク政府は問題を認めた」と高等弁務官ルイーズ・アーバーは述べた。「けれども、この問題がどうやら体系的なものであり大規模に広まっていることに鑑み、また、調査を人々が信頼することの重要性を考え、私は関係当局に、国際調査を求めることを検討するよう求める」と彼女は述べた。

「イラクの状況については、国際的な憂慮と関心が強い」と高等弁務官は続けた。「国際的な性格を持つことで、当局が、収容所体制の問題を公平かつ客観的に扱うことができる。この問題をはじめとする諸問題に対して効果的な行動を起こすことが、人権を尊重する環境を作り上げるためにかぎとなり、また、最終的には民族和解を達成するための鍵となる」と彼女は述べた。

「捕虜の扱いだけでなく、イラクにおける多くの捕虜の状況は憂慮に値する問題である」と彼女は述べた。国連イラク支援団の人権局とUNHCR自身の最近の報告に言及しつつ、アーバーは、ケースの見直しが進んだことで何百人もの被収容者が釈放されることになったが、治安作戦と軍事作戦の際に人々が大量逮捕されるため、被収容者の数は全体として増加していると述べた。

「十分な司法の監視なしに治安の理由といって長期間にわたり拘束するという事態に対する対策が緊急に必要だ」と彼女は語った。

弁務官は、イラク内務省の官僚が、釈放の司法命令を無視して何百人もの人々を拘留し続けていることについても憂慮していると述べた。

「人権を尊重する環境」を作り上げるためには、何よりもまず米軍の撤退と謝罪、ブッシュの戦争犯罪を暴くことが必要であることは、こうした状況からもはっきりしています。

投稿者:益岡