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2006/02/25

捕虜虐待を記録するイラクのNGO

 
元捕虜を支援するために今年設立されたNGOの活動から、捕虜虐待の記録が明るみに出てきた。

捕虜虐待を記録するイラクのNGO
IRIN
2006年2月22日
Electronic Iraq 原文

バグダード発。監獄で虐待を受けた元捕虜たちを支援するために今年設立されたイラクのNGOが、膨大な情報を得ている。このNGO「正義を求める捕虜協会」(RAJ)の報道担当カリッド・ラビアーは、「我々の組織はすでにイラクの監獄における捕虜虐待について125近い報告を受け取っている」と語った。ラビアーによると、元捕虜たちは、ケーブルで殴られたり、性器を蹴られたり、たばこの火を押しつけられたり、何日も目隠しを無理矢理され続けたり、尋問の際に告白を強制されたりしたことをたくさん報告している。IRINがインタビューしたある元捕虜は、、イラクのゲリラに参加したと非難されて逮捕されたあとに受けた扱いについて次のように語っている。「私はイラク軍に拷問を受けました。私から情報を得るためにおぞましい手段を使ったのです」。この人物ファヘド・アフメドは、さらに「けれども、3カ月たって、私がゲリラを支援している証拠を何一つ見つけられず、彼らは私を釈放しました」と続けた。アフメドは、ケーブルで殴ることは「当たり前に行われている懲罰」だと言い、さらに、拘束されているときにイラク軍兵士に二度強姦されたと述べた。

一方、イラク司法省関係者は、イラクの監獄は連合軍により運営されていることも多いため、事態を正すことが難しいと述べた。「我々はケースの検討を始めてはいるが、捕虜の虐待についてあらゆる問題を司法省が知ることは難しい」と司法省の上級職員ザカリアス・アリは言う。「けれども、イラクの監獄は、米国の統制下ではなく、我々の統制下に置かれなくてはならない」。

防衛省によると、2004年8月以来、司法省は3万人近い捕虜に対する扱いを調査しており、1万5000人以上が、監獄から解放されたという。検討されたケース----その70%はゲリラ活動に協力したと非難されたものである----から、告発なしに拘束されるケースが何千件もあることがわかっている。

虐待の批判は、現在イラクの監獄システムを支配している米国・英国・イラク当局に向けられている。米軍は、悪名高いアブグレイブ監獄とバグダードの空港にある収容所を支配しており、英軍はイラク南部のウムカスル監獄を支配している。イラク軍と警察は、それ以外の収容施設すべてを統制している。

昨年11月半ば、米軍がバグダードの内務省ビルで173人の捕虜を見つけた。捕虜たちは拷問を受けたあとがあり、栄養失調・虐待を示していた。イラク首相イブラヒム・アル=ジャファリはそのときこれらの虐待について調査を命じたが、今も結果は公表されていない。

2004年4月、アブ・グレイブで米軍兵士に拷問された捕虜たちの一連の写真が世界的な非難を引き起こし、関係していた兵士たちは処罰された。けれども、先週、同じアブグレイブ監獄から新たな写真が公開された。これらの写真は、捕虜の殺害、拷問、性的侮辱が行われていたことを示している。英軍もまた、2004年イラク南部で若いイラク市民を英軍兵士が残忍に殴っていたビデオが今月公開されたことで批判を受けている。

拷問と虐待が行われているという多くの報告に加えて、イラクの監獄の多くは、酷い状況にあることが伝えられている。「逮捕されたイラク人の多くが入れられる監獄は国際基準以下の状況にあり、改善が絶対的に必要である」と人権省の上級完了ハマム・アリは言う。

一方、イラク政府関係者は、監獄施設が外国の支配下にある限り、自分たちはほとんどなにもできないと語っている。「英軍兵士たちが南部で若者を虐待したスキャンダルとアブグレイブの新たな写真が公開されたあと、我々は、米軍に、監獄をイラク当局に引き渡すよう求めた」と防衛省の上級職員ラード・シナウィは語った。

PAJは、法律扶助のほかに、トラウマを抱える犠牲者へのカウンセリングや逮捕された親族を家族が見つけだす手助けをしている。「50近い家族が愛する人たちの所在を見つける手助けをしてくれと私たちに相談に来ました」とラビアーは言う。「5カ月以上も行方がわからないケースもあるのです」。

www.IRINnews.orgに含まれる記事は国連の人道情報局IRINにより提供されているが、必ずしも国連やその組織の見解を反映しているわけではない。IRINの情報はすべて無料で参照・報道できる。利用条件については、IRIN著作権ページを参照のこと。IRINは国連人道問題調整局のプロジェクトである。この記事は必ずしも国連やその組織の見解を反映しているものではない。著作権:IRIN2005。

「我々はイラクの人々を助けているのだ」(ジョージ・W・ブッシュ)

「ワマーワの自衛隊は住民から非常に歓迎されている。・・・・・・『イラクから米軍は撤退せよ』というのは武装グループ以外にはない。イラク国民は米軍撤退を求めていない」(ジュンイチロウ・コイズミ)

イラクにおける大量破壊兵器(外務省HPより)もご覧下さい。

ミサイル「防衛」計画に相乗りし、自分たちは大量破壊兵器をどんどん広める日本の、お言葉です。

投稿者:益岡