今日(1月31日),午後10時くらいから「報道ステーション」を見ていたら,ファルージャ避難民キャンプの映像が流されました。
ごく短い映像でしたが,非常に凄惨な映像もありました(画面全体にぼかしがかかっていました)。以下,エディタで取ったメモを,判読できるように清書しました。途中でキー操作を間違えてしまって手間取っていたので,メモが取れてない箇所もあります。
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「選挙は成功」というブッシュ米大統領,ブレア英首相の映像,およびフランスのシラク大統領のコメントに続いて……
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ファルージャ近郊,人々が避難してきている。大人も子どももいる。子どもが多い。特に14~5歳くらいの男の子。学校のような感じの建物? それが避難民のキャンプになっている。
インタビュー:
男性(40代くらいか?)「電気も水もない。」
女性(白いロングドレス,頭は黒いスカーフですっかり覆っていて顔は隠されている)「夫はアメリカ軍に連れて行かれた」
群集の映像(男性たち)
トラックからおろされる黒っぽいビニール製(?)の袋=ボディバッグ
「遺体が返されているのだ」という説明。
ところどころ映像にぼかしがかかる。
ボディバッグからのぞく骨。
頭を撃ち抜かれた遺体。(ぼかしのため,何がうつっているのかわからない。)
義足(ひざから下)が傍らに転がっているボディバッグ→「障害者であることがわかる」というナレーション。
さらに「足を縛られた遺体も」というナレーション。(映像にぼかしがあるために,はっきりとはわからない。)
※ここらへんでキー操作ミスして手間取っていまして,
画面に字幕で出た「4割 6割」という数字のどちらが「民間人」でどちらが「武装勢力」なのかのメモを取れませんでした。
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→追記:コメントで教えてくださった方がいました。
> 『死体の、4割が民間人で、6割が武装勢力』とテロップには映し出されていました。
とのこと。
あと,追記ついでに思い出したこと。「遺体には女性・子ども・老人も」ということもナレーションもしくはテロップで伝えていました。
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ナレーションで「ファルージャには28の区画があるが,これらの遺体はそのうちの6区画から」。「残り22区画は手付かずである」というようなこと。
映像,たくさんの人々(男性たち),細長く掘られた地面,下ろされる遺体,「お父さん……」と泣く青年(20歳くらいという印象)
「埋葬中も空爆が」というナレーション。画面,遠景に白い煙(キノコ状にもくもくと立ち上っているもの)。人々はそれをじっと見つめている。(「力なく見つめている」という印象。)
映像終了。スタジオ。
古館キャスター「2つの映像を見ると,疑問が」というコメント。
コメンテイター(いつもの人)……メモ取ってなかった。。。
投稿者:いけだ
2005-01-31 22:25:12
※コメント欄に寄せられた,この映像が流れる前の古館アナウンサーのことば:
「イラク人が解放されたなんていうことは、アメリカが言うような綺麗事は間違ってもないんだと思わざるを得ないのは……みなさん、去年11月に米軍がやったファルージャ掃討作戦を思い出していただきたいと思います。…武装勢力が本拠地にしているということで、米軍はファルージャという街を叩けるだけ叩いたんですが、現在はメディア、マスコミはこの街に一切入れないようになっていて、我々報道でもその映像を見ることはこのところ少ないわけですが、まさに地獄です、このファルージャの今の街は。ファルージャ市民が撮った映像、街の様子を入手しました」