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2006/03/24

【速報】3人のCPTメンバーが解放されました。

昨年11月にバグダードで何者かに拉致されていたCTPメンバーのうち、先日遺体で発見されたトム・フォックスさんを除く3人が、解放されました。

http://news.google.co.uk/news?
hl=en&ned=uk&ie=UTF-8&q=cpt+iraq&scoring=d
のキャプチャ@3月24日午前3時すぎ。
march24_news1

BBC NEWSトップページ(「ノーマン・ケンバーさん解放」としてトップ記事)
march24_news2
※クリックで原寸。

BBCの記事:
British Iraq hostage Kember freed
Last Updated: Thursday, 23 March 2006, 17:09 GMT
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/middle_east/4836218.stm

※概略。というか原文とはかなり違います。

イラクで4ヶ月近くも拉致されていた平和活動家の英国人のノーマン・ケンバーさん(74歳)と、2名のカナダ人、ジェイムズ・ローニーさん(41歳)、ハルミート・シン・スーデンさん(32歳)が、多国籍軍によって解放された。彼らは昨年11月26日にバグダードで、それまで名前の出たことのない「真実の剣旅団」を名乗るグループによって拉致されていた。彼らの同僚で米国籍のトム・フォックスさんは、2週間前にバグダードで遺体で発見されている。

ケンバーさんはステートメントで「解放されて大変にうれしい。早く英国に戻りたい(It is great to be free, and I'm looking forward to getting back to the UK.)」と語っている。

3人の救出は、イラク時間午前8時(GMTで午前5時)のことだったと考えられている。これに先立つ1週間、英軍が主導し米軍とカナダ軍の特殊部隊が参加した作戦が行なわれていた。

この作戦について当局者から明かされていることは非常に少ないが、拉致した者たちは誰もその場におらず、一切の発砲なく、また誰も負傷しなかったということはわかっている。

彼らの所属するCPTは米国とカナダを拠点とする組織。CPTのアニタ・デイヴィッドさんは、バグダード市内のグリーンゾーンで水曜日、ケンバーさんら3人と会い、昼食をともにした。

デイヴィッドさんは3人のことを「非常に元気だ」と言い、3人はアイスクリームを食べオレンジジュースを飲んでいたと述べている。また、拘束されていた間どのようにして健康を保っていたかも聞いたという。

「ハルミートは毎日、腹筋運動をしていたそうです。また、身体の健康を保つため、毎日、階段を駆け上がったり駆け下りたりしていたそうです。」【訳注:ハルミー・スーデンさんはスカッシュが得意なスポーツマンで電気技師。】

「ハルミートから聞いたのですが、ジム・ローニーは毎日ストレッチ運動をしていたのだそうです。手元に本か何かがあったかどうかはわかりません。そういうことは話に出なかったので。」

BBC特派員でバグダードにいるアンドリュー・ノースによれば、彼らは3人の救出については話さなかったという。

米軍スポークスマンによれば、3人はバグダード西部のある家のなかで(手足を)縛られていたという。

また、今回の救出は、(何らかの容疑で)拘置されている人物から得られた情報に続くものだという。

ケンバーさんは「健康状態はまあまあ」であると言われているが、カナダ人2人は入院している。

駐バグダード英国大使館のスポークスウーマンによると、ケンバーさんは「非常にリラックスしている」とのことだが、自由にはまだ順応していない。

英国大使館職員によれば、ケンバーさんは既に電話で妻のパットさんと話をしており、一両日中にも英国に帰国することになっている。

パットさんと話をした英国のジャック・ストロー外相は、パットさんは「非常に喜んでおられた」と述べた。

サマセット州トーントン在住のケンバーさんの弟のイアン・ケンバーさんは、「大変にうれしいことです。本当にほっとしました。今はただそれだけしか言えません」と述べた。

またケンバーさんの家族は、ステートメントで、「実に多くの人々から」サポートを受けたことに感謝している、と述べている。

「ノーマンを解放するためにご尽力くださったみなさまがたにも感謝いたします。」

CPTのコーディネーターをつとめるダグ・プリチャードさんは、「彼らがさらわれてからの4ヶ月間、私たちはみなともに、不確実さ、希望、恐怖と嘆きを耐えました。そして今、喜びもみなともにかみしめましょう」と述べた。

ケンバーさんと40年以上の親交のあるアラン・ベタリッジ牧師は、BBCのラジオ番組(BBC Five Live)で、「数週間前にトム・フォックスさんが殺されています。あのときは全員が最終的には殺されてしまうのではないかと本当に心配になりました。その後の解放ですから、まったく予想外でした。非常にうれしいです」と語った。

英国のブレア首相は、知らせを聞いて喜んでいると述べ、作戦に参加したすべての兵士たちに祝福の辞を述べた。

またストロー外相の話では、今回の作戦は「何週間にもわたってイラクにいる軍と連合軍兵士、また多くの一般市民が慎重に慎重をきわめて動いてきた」成果であるとのことである。

11月16日に彼らを拉致したグループ「真実の剣旅団」は、米国とイラク政府に対しすべてのイラク人被拘束者を解放するよう要求、それが実現しない場合には全員を殺すとの脅迫を出していた。

4人のうちの1人であるトム・フォックスさん(54歳)は、バグダード市内のマンスール地区で、3月9日に射殺体で発見された。

3人の救出後、ストロー外相は、3人は救出されたが、フォックスさんが殺害されたことは「誰にとっても非常に悲しいこと」であると述べた。

イスラム人権委員会(the Islamic Human Rights Commission)のMassoud Shadjareh氏は、3人の解放はうれしいことだが、イラクで続く暴力によって殺されている彼ら以外の人質や人々を思うと複雑だと述べた。

「ノーマンさんはこの狂気を止めるためにイラクに行ったのですが、この狂気はいまだに続いているのです」と彼は語った。

ロンドンに拠点を置くCPTメンバーのTim Nafzigerさんは、「私たちが耐えてきたこの悲しみと苦痛の一部は、イラクの人々にとっては日常茶飯事なのです」と述べている。


救出作戦の詳細は明らかにされていないようですね。

CSMと契約しているフリージャーナリストのジル・キャロルさんの情報が記事のどこかにあるのではないかと思ったんですが、ありませんでした。アメリカでの報道にならあるのかもしれません。後で見てみます。

投稿者:いけだ